印象派とその時代
白金台という洗練されたエリアの裏通りの路地にひっそりとたたずんでいる隠れ家のような美術館です。連休最後の7月15日祭日に行ってきました!
歩道の両側に緑が生い茂る白金通り、通称プラチナ通りを歩いて行くと 都心らしい洒落た店が建ち並び、それらを見るだけでもこのエリアの散策の魅力ともいえます。 実業家である松岡清次郎氏個人のコレクションを展示されています。ここは平成12年松岡氏の私邸宅跡地に移転されて再開されたようです。
今回見た企画展は「印象派とその時代」モネ、シスレー、ピサロ、ルノアール等印象派を代表する作品が展示されています。この時代のフランスやイギリスの作品も併設されており、こちらの方も同じくらいの見応えがあります。 この他にも常設展は、古代地中海美術、ガンダーラ・インド彫刻、ヨーロッパ近現代彫刻、現代日本画と充実しておりこぢんまりとしながらも充実してます。
また館内の窓から見える庭園の美しさや、庭を散策する楽しみもここならではです。是非美術鑑賞のあとは庭園の歩いて松岡氏の美に関する思いを感じて欲しいと思います。 時間があれば裏の目黒通り沿いの国立科学博物館付属自然教育園があります。ここは江戸時代からの屋敷跡で天然記念物及び史跡に指定されているようです。都心の中の住宅地と思えないような雑木林が見られます。
休日だったせいかグループや子供連れで賑やかでした。こちらも美術鑑賞のあとにゆったりと過ごして頂きたいと思います。
八王子メッセ「街道市」
今年も西放射線商店街にて八王子メッセ、街道市が開催されます。
甲州街道ゆかりの名産PRのため毎年秋に行われるイベントで、今年で13回目になります。 開催場所:JR八王子駅北口西放射線ユーロード〔三崎町地区~横山町地区〕 街道市は、2001年に甲州街道の宿駅制度制定400周年として始まり現在に至っています。以来地域の連携と交流や観光案内、また八王子市街地の発展のため毎年開催しています。
八王子市以外には新宿区や山梨県甲府市など、甲州街道が通る1都2県の行政や観光協会などの団体が参加しています。 今年の参加予定地域の一つの山梨県からは、ワイン、ぶどう、ほうとう、漬物、川魚加工品、ウコン製品、日本酒、和菓子、天然石アクセサリー等が出店予定。八王子からは、八王子観光協会、八王子織物工業組合、「八王子のおいしい味の会」等が出店予定です。
東日本大震災のあった2011年には福島県の喜多方市や石巻市の漫画家石ノ森章太郎さんの「石ノ森萬画館」などが復興応援フェアに参加し、東北支援にも一役買っています。
都会の涼を求めて
夏真っ盛りの8月盆休みに都内で手軽に行ける避暑地を求め等々力渓谷に行ってきました!
ここは武蔵野台地の南端を谷沢川が浸食することによってできたそうです。渓谷周辺の河川と斜面地は世田谷区によって整備されています。
大井町線等々力駅から歩いてすぐ到着しました。散策道の入り口にOTTO というイタリアンレストランがあったので少しランチには早かったけど入店しました。 天気も良かったのも手伝って窓から渓谷の景色が見ながらのコース料理は最高の贅沢でした。 食事が済んでから南側に歩いて行くとゴルフ橋があり、そこから下流の矢川橋迄の700M余りだそうです。樹木が鬱蒼と茂り都区内にこれだけの自然があるのは
東京23区の住宅街とは思えません。渓谷の中は夏場でも温度が低く過ごしやすいです。他にも涼を求めて来ている人がちらほらいました。 環八の先に横穴式古墳がありましたので立ち寄りました。ガラス窓から中を見ることが出来ます。 渓谷途中の橋から川に降りられます。子供が水遊びを涼しそうにしていましたので、思わず一緒に入りたくなりました。
護岸が石積みで出来ているので、運動靴で来て良かったと思いました。
また日本庭園が等々力不動尊の先にあり芝生があります。竹林も茂っていて夏らしい風情があり寛げました。
多摩市民と共に楽しいひとときを 第16回永山フェスティバル
通算16年目になる永山フェスティバルが、多摩市の永山駅近辺で今年も行われます。
永山駅周辺の活性化事業の一環として、市民(約80の市民団体等や近隣商業施設)と行政(永山公民館等)が永山駅周辺の活性化をテーマに、一体となって開催するお祭りイベントです。 例年音楽・舞踊等の発表や体験型展示のため多摩地域で活動している市民サークルを中心に、多くの団体が一同に集まり、楽しく豊かなパフォーマンスを提供しています。
お子さんから高齢者の方々まで、幅広くお楽しみいただける催しです。 また、教育部永山公民館ではフェスティバルの企画及び準備・当日の運営をお手伝い頂くボランティアを募集しています。お手伝い頂ける方は 永山公民館内永山フェスティバル実行委員会事務局までお問い合わせください。企画運営委員会が月に一度開催されます。
会場:永山駅周辺(ベルブ永山及びグリナード永山ほか) お問い合わせは 教育部永山公民館までお願いいたします。
工藤江里菜 道のエリボンさいか屋ライブ
藤沢市在住の工藤江里菜さんの「道のエリボンさいか屋ライブ」が百貨店さいか屋2階エントランス前にて開催されました。
今年からイベントや路上ライブや百貨店のステージに出演をするようになり、エレクトーンの演奏と共に爽やかな歌声を届けています。 湘南・藤沢という地域に根差した音楽を届けたいという思いで主に路上やライブハ ウスでの演奏が中心に始めました。 "大好きな藤沢の人に、私の生の歌声 を聞いて欲しい”という思いを胸に 路上でのライブ中、市職員や商店街の人々と出会い、その後。その出会いがきっかけとな
り、「産業フェスタ」や「湘南藤沢たから市」などでライブ出演をするようになりました。 恋や友情をテーマにした素直な言葉で透明感のある歌声が聴く人を魅了しています。 路上ライブでは、何よりも、観客との路上ライブでのふれあいにより生の声を聞けることが励みになるそう。「私の歌声で元気になったとたくさんの人が言ってくれる」
目標は、藤沢市民会館の大ホールでのコンサート開催だそうです。大好きな海が近い藤沢から音楽を発信して「今ではもう藤沢は第2の故郷。藤沢といえば工藤江里菜といってもらえるようになりたい」と夢を込めて語ります。
舞岡ふるさと村
7月に横浜舞岡公園・舞岡ふるさと村に行ってきました!
横浜市営地下鉄「舞岡駅」をおりると周辺は舞岡ふるさと村の敷地です。 合計100ha以上の広大な田畑や雑木林を残そうと、市民が自らの手で田起こし、炭焼き、雑木林の手入れを行っています。 公園に行く途中「舞岡八幡宮」や「舞岡ふるさと村 総合案内所」があります。
ここで休みを兼ねて資料などの確認をしました。シーズンごとに行われる農業体験イベントの拠点。舞岡の自然、農業に関する各種展示があります。ここで、舞岡ふるさと村の散策マップを購入しました。そこでいろいろ見た結果散策コースを散歩することにしました。
散策マップを見ながら目指したのは「小谷戸の里」という古民家の広場にある「旧金子家」です。明治時代の建物だそうで、公園の象徴ともいえる施設ではないでしょうか。 家内では明治・大正を再現したような趣のある佇まいでした。 縁側ではおはじき、コマ、竹とんぼなどの懐かしいおもちゃでも自由に 遊べたのが楽しかったです。
初夏には市民が田植え、茶摘などの農作業をするそうで興味深いです。草木染め、自然観察会などのイベントも開かれます。 ザリガニのいる小川や池、蝉の鳴き声の聞こえる森、芝生の広場、自転車や、 ボール投げのできる広場などは子供連れには嬉しい所です。 「おおなばの丘」は花見客でにぎわうスポットです!次には弁当を持参で訪れたいと思いました。
レオ・レオニ 絵本のしごと
まだ展示が始まって間もない6月半ば渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「レオ・レオニ 絵本のしごと」展に行ってきました!
小学校の教科書に載っていた「スイミー」(谷川俊太郎さん翻訳)でおなじみです。 作品は現在でも掲載されているようです。 オランダ生まれ、イタリアでグラフィック・デザイ ナーとして活躍後、戦争のため1939年にアメリカへ移住、そこで孫に見せるため絵本作家となったそうです。 絵本原画約100点、油彩、彫刻、資料約30点の展示作品です。 愛くるしい動物たちが住む町の中を歩いているような、
ネズミやワニや魚など一匹一匹が楽しい絵本の世界です。 あちこちからはずんだ声が聞こえてきそうな動物たちの社交場です。 子供用のイスやテーブルも設置されていて、 絵本を自由に手に取って、読めるようになっていたのが嬉しかったです。 作家の手で一作品づつ大事に丁寧に作られている、ぬくもりを目で見て感じ取って しっかり焼き付いてくるようです。
絵本以外では最新のテクノロジーを駆使した映像も楽しめました。 3台のカメラでスクリーン前の人が近づくとそれに合わせ魚が動きます。 近寄って上下左右に動くと、 赤い魚の群れが反応して動きだします。 さらに追いかけると、逃げます!スイミーたちと海の中で遊んでいるような楽しさでした。 夏休みの機会に美術館の体験を貴重な子供時代の思い出になってくれればと 思わせる絵画展でした。
また大人にとっても過去の子供時代に戻れる楽しい時間です。